広島県内の施設訪問

福山市常石にあるイエナプランスクール「常石ともに学園」そして、広島市安佐南区にあるこども発達支援センターやアートを中心に事業をしている就労継続支援B型事業所を運営しているNPO法人「ひゅーるぽん」を訪問しました。
「常石ともに学園」は国の教育施策である個別最適な学び、協同的な学び、広島県が設置した「イエナプラン教育」導入の研究、そして福山市が推進する「小中一貫教育」「子ども主体の学び」を標榜する福山100NEN教育を土台にして2年前に設立された福山市立の学校です。
異年齢集団でのグループ編成がなされ、1、対話 2、遊び 3、仕事 4、催しの基本活動に基づいた教育活動が行われ、教員同士の対話も活発に行われているそうです。
「情緒」と「知的」の特別支援学級も通常クラスと同じフロアにあり、インクルーシブ教育も実践しています。本日は全国の教育現場や研究者の方々も視察に訪れていました。
「ひゅーるぽん」は行政の硬直的な運営方針を超えるために、約2000人の方の支援協力のもと、全国的にも先駆けて民設された施設です。障がいのある方の芸術文化活動の支援、相談を積極的に行っています。
9月23日~10月1日まで広島市中区の「ひと・まちプラザ」で開催される障害のある方の公募作品展の準備でお忙しい中、貴重な現場の意見を聞かせていただき、素敵なギャラリー&ショップも見させていただくことができました。