無力さ、虚しさを感じた、第212回臨時国会の閉幕

NHKの全国ニュースで私の質疑が映されたのをご覧になった方も多くいらっしゃるかと思います、国立大学法人法の改正案。(NHKプラス(12月12日)でも、見れます。)について。
12日は、松野官房長官の不信任決議が行われるなど、自民党派閥の政治資金問題で大揺れの臨時国会最終日の前日。
午前中は旧統一教会の被害者救済関連法案を審査する「法務委員会・文教科学委員会連合審査」に出席。
昼休みをはさんで、午後は文教科学委員会で国立大学法人法改正案に関する質疑を45分間行いました。
盛山文部科学大臣に対しては初対決だったので、冒頭「はだしのゲン」を取り上げ平和学習を全国に広げて欲しいと要望しました。
法案は法案の作成過程が不透明で、熟議の参議院には似つかわしくなく十分な審議時間がとられず、強行ともいえる採決が行われてしまい、私は委員会で反対討論も行いました。
結局、、、
こうして、まだ議論の余地のある法律が、数の力で強行に採決されてきたことで、失われた30年に繋がったのであろうかと、国会議員になり、野党の力の無さ、いくら反対討論をしても届かない無力さ、虚しさを改めて感じた2023年第212回臨時国会の閉幕であります。