慌ただしい毎日!-様々な会議出席-
≪慌ただしい毎日!様々な会議に出席≫
①被爆者問題議員懇談会勉強会
②立憲民主党「インクルーシブ教育を推進する議員連盟」総会・有識者
③ジェンダー平等推進本部
慌ただしい毎日が続いています。1日に幾つもの会議に出席、分刻みで移動、意見を聞いたり伝えたりです。
この日のはじめは、被爆者問題議員懇談会勉強会に出席。被爆者と同じ距離で原爆に遭いながら、被爆者と援護に大きな差のある長崎の「被爆体験者」が、救済を求めて裁判を続けている、皆さんからの要請と、厚生労働省から調査の状況をうかがいました。
あわせて両親または父母のどちらかが被爆者で、原爆投下からおよそ10か月後、広島の場合は昭和21年6月1日以降、長崎の場合は昭和21年6月4日以降に生まれた人は「被爆2世」とされ、全国で数十万人いると推定されています。
「被爆者」は被爆者援護法に基づいて国が医療費を負担するのに対し、「被爆2世」は基本的な健康診断を年に1回無料で受けられるのみとなっています。
これについて、長崎の被爆2世など28人が「放射線の遺伝的影響の可能性が否定できないのに援護の対象となっていないのは法の下の平等を定めた憲法に違反する」と主張して国に損害賠償を求めていましたが、福岡高裁は訴えを退けており、上告する方針です。
議員懇談会としては、今後直接当事者の方からお話をうかがう意見交換会を開催します。
次に、立憲民主党「インクルーシブ教育を推進する議員連盟」総会に出席し、この度、幹事となりました。
人間の多様性尊重等の理念のもと、鹿児島県立短期大学の田口康明教授から「インクルーシブ教育の現状と課題」についてヒアリングを行いました。私自身の意見と質問を田口教授と共有致しました。
この日の最後は、ジェンダー平等推進本部・文部科学部門合同会議で明治大学政治経済学部の原ひろみ教授から「仕事のなかの男女間格差とジェンダー規範」についてヒアリングを行いました。
原教授は、1990年度から始まった中学校の「技術・家庭」の男女共修化が、性別役割分業意識を弱める長期的な効果があったことを分析で明らかにされました。
これからも、皆さまから現状やご意見をお伺いし学ばせていただくと同時に、私自身の経験もいれながら、あるべき姿を政策にしっかりと反映させていきたいと思います。