政治改革特別委員会

《政治改革特別委員会》
本日、6月17日参議院の政治改革特別委員会で質問しました。
お昼のニュースで、ご覧いただいた方も多いようです。
まず2019年参議院広島選挙での大規模買収事件以来、政治とカネはますます泥沼化している現実にふれ、河井事件は裏金事件としてわかりやすい事案なので、それをベースに質疑を進めました。
今回の政治資金規正法改正案で、政策調査費が甘利選対委員長に党から100万円が支給され、それが河井克之にわたった時点での領収証が公開の対象になるかどうか質問しました。
自民党の法案発議者からは、「公開は検討の対象から排除されているものではないと考えている」という曖昧なもので、制度の具体的な内容に関する検討においては、各党各会派の積極的な参加の下、紳士で建設的な議論がなされるものと考えていると、やはり検討・検討のオンパレードでした。
また、政策活動費の領収書10年後公開を付則に盛り込んだ自民案について、規正法違反の時効5年に公開時期をそろえるよう提案しましたが、「10年後公開で適切性を担保している」とにべもない回答でした。
今回の改正は自民党の都合による自民党のための改正で、国民に全く向かうものではない、到底受け入れられない改正案だと思います。