文教科学委員会・一般質疑

参議院文教科学委員会で今国会11回目(参考人質疑含む)の質問を行いました。
まず議員立法の「スポーツ基本法改正案」の質疑が行われ、全会一致で可決。
その後一般質疑。正式導入の準備が進められている「デジタル教科書」について、デジタル教育先進国であるフィンランドやスウェーデンで見直しが行われており、その要因について聞きました。
次に貧困世帯の子どもの教育格差問題・教育の機会均等確保に対する大臣の決意を伺ったところ、涙ながらにしっかりと取り組むと約束して下さいました。
最後に。おそらく国会議員としては最後の質疑(なにがあるかわからないのは別として、、、)に立ちました。
これまでの教育は「多様性を認める」といった大切な事が欠けていたのではないか。私世代も含め、競争や詰め込みの教育が正しかったのだろうかという疑問。それゆえに保護者が教員を尊敬する気持ちを持つことができなくなっているのではないかという事を指摘させていただきました。
自分で考え、生きていく力、他者を認める心を持てる、身近な人が立場が変わったとしても寄り添える人。
そういったテストの点数ではない、大切な教育の実現に向けて、文教科学委員会の審議がこれからも行われる事をお願いし、質問を終了しました。
最後は他党の議員の皆様から握手していただき、文科大臣ともハグをさせていただきました。ありがとうございました。