長崎見学

長崎には平和祈念式典の前日から入り、立憲民主党の泉健太代表と長崎の山田勝彦衆議院議員と共に『原爆資料館』『被爆クスノキ』『永井隆記念館』『山王神社』と見学をさせていただきました。
山王神社の参道には、一本柱鳥居と呼ばれ親しまれている鳥居があります。
もともと鳥居は4つありましたが被爆によりその2つが強烈な爆風とともに倒壊しました。今は右半分の柱だけを残した一本柱鳥居のみとなっています。立派な鳥居が半分に欠けた姿に、爆風の強さ、恐ろしさを感じました。
そして、山王神社には熱線で焼かれ、枯死寸前となった被爆クスノキがあります。奇跡的に再び新芽を芽吹き次第に樹勢を盛り返して蘇り、焼け野原から復興に向かう被爆者らを勇気づけたそうです。
今では沢山の枝と葉を纏い、植物の生きる力強さを感じました。
そして永井隆記念館も訪れました。
医師であり放射線医学の研究から白血病に侵され、また長崎に投下された原爆により重傷を負いながらも被爆者の人々の治療をされた永井隆さんの記念館です。
随筆家としても活動され、『長崎の鐘』や『この子を残して』等の著書が有名です。
永井博士のお孫さんにあたる方が当時の話をしてくださいました。
現地におうかがいし当事者の方々、記念館、資料館から学ばせていただきました。
今年の夏は、深い深い祈りの夏となっています。