東日本大震災の発生から14年

東日本大震災の発生から14年となりました。
「震災関連死」を含めた死者と行方不明者は、合わせて2万2228人にのぼり、避難生活を余儀なくされている人も、2万7615人います。
昨年は私も岩手、宮城の震災遺構をこの目で直接視察させていただき、地震や津波の怖さを改めて感じたところでございます。
犠牲になられた方々への深い哀悼の意を表するとともに、今なお困難な状況にある被災者の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
本日開催された参議院の文教科学委員会でも会議の冒頭に黙祷を捧げさせていただきました。
東日本大震災以降も各地で大災害が続々と発生しています。
自然の猛威は容赦なく我々に降りかかります。常に最悪の事態を想定し、備えを怠らないことが重要です。災害が発生したとき、最も力になったのは、人と人との繋がりでした。
助け合い、支え合う精神は、私たちがこれからも大切にしていくべきものです。
震災の経験を未来への糧とし、原子力の力に頼ることなく、より安全で、より豊かな社会を築いていくために、努力を続けていくことを誓います。
被災地の皆様の、一日も早い復興と、皆様に平穏な日々が訪れることを、心から願っています。